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【ヒロアカ】キスミーベイビー【轟、爆豪、物間】
第38章 コンビニエントフォーミー
少しの甘いまどろみの後、寧々は顔を赤らめて乱れた制服をいそいそと直した。
「悪りぃ…俺はまた…」
首を垂れる轟に、寧々は幾つかの感情が混ざり合ったような顔で笑いかける
『ううん、もういいよ』
軽くキスを返すと、立ち上がって寧々はそのまま保健室を後にした。
轟は、ボスン、とベッドに倒れ混むと
久しぶりの寧々の感触を思い出すかのように唇を指でなぞる。
そして思い出したように笑うとトロトロと眠りについた。
彼にとっては久しぶりの穏やかな睡眠だった。
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