第31章 ハッシュミー
「イけ、寧々」
『ひぁあっ♡ーーーっ♡』
背中が何度か跳ねて、呆気なくイカされてしまった
やっぱり酸素は足りなくて、
浅い呼吸の中で、勝己に唇を重ねられると
本当に呼吸が止まりそうだ
『………ま、まって…なんで…』
「あ゛?
お前はイったかもしんねぇが
俺はまだだ」
イッたばかりの膣内で
それはまだ硬くいきり立っている
『うそ…無理、今もう…むっぁあ♡』
こっちにお構いなしに奥を突かれると
背筋が仰け反るような快楽が中から脳までビリビリと走った
『ひぁっ♡む、り…やめ…てぇ』
「っ…締めすぎだ」
『ぁあっ♡また、またいく…♡イくの…』
キュンキュンお腹の奥が鳴って私が情けなくイってる間、勝己はじっと動かずに私の中の締め付けを味わっていた。
おかげで私は絶頂感に集中できたけれど、
敏感に成り果てた膣内から鮮明に伝わる男根のカタさにイくのが止まらなくなってしまう
そのまま五分か十分かわからないけれど、私はしばらく絶頂快楽の波に揺られていた
勝己はその間キスしてきたり、私の髪を優しく撫でたりしてくれた
『ぁ゛ぁあ……♡』
私がまだぽーっとしてるうちに勝己がゆっくりと腰を使い出す
おまんこの浅いところでぬぽぬぽと小刻みに出し入れされ、
腰がぞくぞくと震えてしまう
『またっ…だめ…』
「俺も…イく」
私がまた気持ちよくなってイってしまうのと同時に、勝己は思いっきり射精した
陰茎がナカでビクビクと跳ね、濃い汁をたっぷりと吐き出してるのがわかった
汗と精液と愛液でぐちゃぐちゃになって
『あつ…い…』
のぼせ上がった頭で布団から這い出すと
冷たい酸素が体を冷やしてくれる
引き寄せられ、見上げると勝己
上記した頬と、滴る汗が色っぽくて
ついつい、見とれてしまう
じっと見ていると、勝己が頭の上にポン、と手を乗せてきた
「そんな物欲しそうな顔してんじゃねぇ
足りねぇならまだヤるか?」
『な!?も、ムリだよ!
それに、そんな顔してない…』
慌てて赤くなった顔を両手で隠す寧々
けれど、すぐ勝己に手を掴まれて
顔から離されてしまう