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【ヒロアカ】キスミーベイビー【轟、爆豪、物間】

第25章 ボザリングミー



腰を掴んで覆いかぶさると、

寧々の瞳が期待に揺れる


「この間みてぇに、突っぱねねぇのか?」

この前抱かれた時は、絶賛拒絶キャンペーン中だったと
ぼんやり考える

でももう、それも辞めたのだ
その代わり、優柔不断を直してきちんと自分で選ぶ
選べるようになるまでは、ちゃんと二人と向き合うって決めたから


『うん…あれは、もうやめたの…』

そういって、首の後ろに手を回すと、爆豪は軽く笑って
鼻先を触れ合わせた


こんなにも求めあっているというのに、
二人の関係は恋人でも友達でもない

(さっさと俺のモノになれよ……)

腰をゆっくりと落としていく

さっきまで、他人を受け入れていたはずなのに
膣内は狭く、爆豪に絡みついて、一つになっていく


またこの感覚だ

ピッタリ、お互いがお互いのためにいるような感覚

勝己に抱かれているといつもこんな気持ちになる



『あぁ…勝己ぃ…っ』

「寧々…」

爆豪もまた、胸を満たす想いに
息が苦しくなりそうだった

こんなにも胸がいっぱいになるのは
自分だけなのだろうか


泣き出しそうになるのを、唇をかんで耐える



寧々は中を突かれながら、目を薄く開き、見上げると
爆豪の高揚した、快楽で余裕のなさげな顔
もっと欲しいと、瞳が訴えてくる


そんな顔を見せられて、寧々は両手で爆豪の顔を隠す


「っ…おい、何してんだよ」

視界を突然遮られて、イラついた声を出す爆豪


『ご…めん……だって、勝己、見てたら…なんか…

心臓が、ばくはつ…しそうに…』

細い指の間から見える寧々の顔も真っ赤に染まって
両目をギュッと閉じている


「どっちが…だよ…

爆発すんのは俺の専売だわ…」


爆豪は寧々の両手を掴み、横にずらすと


「いいから、俺を見ろ…」

『…う』

恐る恐る目を開き、勝己を見上げる

「こういう顔にさせてんのは、てめぇだ…

俺が寧々のこと、本気で好きだから…こうなってんだろうが

なのに、目ぇ逸らすな…バァカ」


ぎゅううううっと膣内が締まる


「言葉だけでイクんか、お前は」

『だっ…だって…ぁっあ…やぁ』



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