第25章 ボザリングミー
「どうかしたも、こうかしたもねぇだろ
アホか!てめぇは」
『えぇ!?な、なにいきなり』
向き合った状態で、ジリジリと近づいてくる爆豪に
寧々は尻込みするが、腰に机が当たり、それ以上後ろにいけなくなる
上目遣いで、眉を垂らす寧々
爆豪の両手がにゅっと伸びて薄手のセーターを押し上げている先端をセーター越しにつまみ上げた
『ひんっ』
「こんな格好でウロウロすんじゃねぇ
つけ忘れたんか、バカ」
『やっ、引っ張らないで…』
先端ばかりをぐにゅぐにゅ弄ばれ
刺激でさらに固さを増していく
「ビンビンに立ってんぞ…」
チロリと舌なめずりをすると、片方を口に含む
爆豪の唾液で徐々に薄くなりピンク色の乳頭が透けてしまった
『んんっ、まっ…や…かつき…』
背中の下の方がビクビクと震え、両手をテーブルについて快楽に耐える
どんどん唾液で濡れて色の変わっていくセーター
くわえられている所だけが熱い
スカートの裾に荒々しい手を入れると
先ほど性交を済ませたばかりの膣内からは精液が零れて下着を汚していた
爆豪は指についたそれを見て、一度舌打ちをしたが、
中に指を入れてバラバラに動かす
まるで中身を掻き出すような動きに
寧々は爆豪に捕まって体を震わせた
『あぁっだめ…中そんな…』
「これ、轟のだろ…」
『…ごめんなさ…ぁん』
爆豪は一瞬、貫くような視線を向けたが、
目を少し細めた後、寧々に唇を重ね頭を撫でる
「謝らなくていい…」
今回寧々があんな不名誉な噂を流されたのは、
自分たちが寧々の決意を待たずにこうして身体を求め続けている事に原因があると理解していた
でも、こうして二人きりになれば、
どうしても寧々を求めてしまう
寧々を横抱きにして、ベッドに下ろす
黒いシーツに横たわる寧々の肌はさらに白く見えた
自分の唾液でベタベタになってしまったセーターを捲り上げると、形のいい胸が溢れる
腰にまとわりついたスカートや、
履いたままの灰色のニーハイソックス
中途半端に脱いだ服が裸でいるよりいやらしい