第17章 ヘルプミー
何もしないのってどいう意味だよ
何かしてもいいっつーことかよ
オレに何かされたいっつー事かよ
聞きたいことはあるのに、口に出てこない
理性保つのに全神経使ってて動くことさえできずにいる
寧々は相変わらず真っ赤な顔で伏し目がちにドアの前に突っ立ってる
何が正しい?何が正解だ、考えろ考えろ考えろ
「何かしてもいいのかよ…」
ダメだろ?逃げろ
この間みたいに襲いたくない
ちゃんと寧々の愛を感じねぇといくら抱いても虚しいだけだ
寧々は潤んだ目で俺を見つめて、コクリと頷いた
――マジかよ、これだけで勃つとか世話ねぇな…
寧々の肩をつかむと
床にゴトリと音を立てて救急箱が落ちる
「火ぃつけたのお前だから…」
唇を奪い、胸をわしづかむ
『ひぅ…』
痛かったのか、顔を歪める寧々
でもそんなことに構えるほど、余裕もない
「部屋帰らなくていいのかよ…轟が…」
帰す気なんてないのに、そう問いかける
どんな反応すんのか見たくて…
『…っ、きょ…は自分のクラスの寮に…泊まるって言った…』
なんだよ、なんだよそれ
頭ついて行かねぇ、それってそれってじゃあ今日は…
『爆豪くんの部屋に居ていい?朝まで…』
タチが悪い、なんの悪夢だよ
足を持ち上げ、何も慣らしていない膣内に陰茎を突っ込む
何もしてないはずの中は十分に濡れていた
『ぁ♡////』
ドアに押し付けられた状態でトロ声をあげる寧々
まず1回出さねぇと、頭ん中パンクしてて使いもんにならねぇし
上に突き上げると目の中ハートにして
下唇噛んで快楽を味わっているような顔しやがる
「オレにこんなコトして欲しかったのかよ」
『ふっ…んぁ♡…』
「ココこんなにヒクつかせて、喜びやがって」
『う…ん…して、欲しかったァ////』
「これ夢だな……有り得ねぇこんなこと…っぁ」
『私、さい…てぇな…の…』
トロ顔で寧々が言葉を絞り出す
『ばくご、くんとの…忘れられなく…て…』
突くたびに胸が揺れる、
さっき掴んで思ったけどノーブラか?
伸縮性のあるTシャツを下に思いっきり引くと、プルンと胸がでる
先端に吸い付きながら腰を振ると、自身が質量を増していくのがわかった