第6章 消せない熱 後編〈徳川家康〉

「……馬鹿じゃないの？この状況で、そんな事言われたら……俺、本当に……っ」

「敬語を止めて、呼び捨てにして、距離が縮まったように感じてしまったら……私は家康さんを、もっと好きになる……」

「！」

「だから、駄目なの。お願い、これ以上家康さんを、好きにならせないで……っ！」

「そんなの、きける訳ない。……もっともっと、好きになりなよ。もう二度と、引き返せないくらいに……！」

「やっ……ん！」


の首筋を強く吸い、家康が自分の証を残していく。

家康への気持ちを自覚してしまったは、もう抵抗出来なかった。唯一言葉だけが、駄目だと伝えるけれど、その内に甘い声音しか出なくなった。

の躰に花弁のような証を刻みながら、既に意味を成さなくなっている着物を剥ぎ取って、家康の手が優しく太股を撫でる。

ビクッと震えるを愛しく想いながら、家康は露になっている柔らかな胸の先端を口に含んだ。


「あんっ！……だ、め……っ！」

「可愛い。胸も弱いんだね。……こっちは？」

「あっ！そんな、とこ……弄っちゃ……っ！」


家康がの秘部に触れると、もうソコは恥ずかしいくらいヌルヌルで、弄ると、くちゅくちゅと卑猥な水音がした。