イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第44章 魔王な部長の溺愛・続(現パロ・信長)
織田部長が震えるの耳を甘噛みすると、酔っているせいで呂律の回らないの口から甘い声が出てしまった。
その声に、織田部長はニヤリと意地悪そうな笑みを浮かべる。
「その甘ったるい声、気に入った。もっと聞かせろ」
「待っ……!これって労いじゃないれすっ!」
「そうか?俺は凄くリラックスしている」
「~~~っ!!」
にっちもさっちもいかず、が思わず唇を噛んで涙目になりながら、後ろに居る織田部長を見ようと振り返った。
(―――ああ、もうホントに駄目だ)
間近にあった彼の顔は、意地悪そうで、だけどとても嬉しそうに笑っていて。
初めて見る少年のような笑顔に、愛しさしか込み上げてこなくて。
はもう、この恋は後戻りなんて出来ないと悟ったのだった。
続く