イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第3章 甘い世界に何度でも 〈石田三成〉
三成の愛の言葉と、まるで獰猛な獣のようにギラついた眼差し。
他の武将よりは細身でも、逞しい躰つきに、は見惚れてしまう。
三成の今の顔は、普段の柔らかい笑顔とは、まるでかけ離れていて……
ただひたすらに愛しい女を求める、男の顔をしていた。
は鼓動を高鳴らせながら、三成の背に両手を回す。
宝石のような、熱を宿した三成の瞳に射抜かれて、はまた恋に落ちたような心地に、甘く満たされていく。
三成が己の欲望を、ゆっくりとの中へ沈めた。
ジュプジュプと卑猥な水音が響き、は耳を塞ぎたくなるが、三成に両手とも、手を重ねて指を絡められて、耳を塞ぐ事は出来なかった。
「~~~っ!」
「凄い。様のここ、温かくて……ヌルヌルだ。……っ……そんなに、締め付けて……私が欲しかったのですか?」
「…………っ……」
三成の言葉に、は顔を真っ赤にしながらも、小さくコクンと頷く。
そんながあまりに可愛く、愛しくて、三成は更に胸の内を熱く焦がしていく。
ゆるゆると腰を動かし、イイ所を擦りながら、2人は甘い甘い世界に酔いしれた。