イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第31章 極悪の何でも券 〈佐助Ver〉
もしもから
『何でも券』を貰ったら――……
【極悪の何でも券・佐助Ver】
『さん、もう一度訊いていい?本当に、コレを俺にくれるの?』
佐助がそう質問すると、は笑顔で『うん!』と答えた。
『こんなもので申し訳ないんだけど……。日頃の感謝を込めて、佐助くんに受け取って貰いたいの』
『こんなものって……。君は思い違いをしていると思う。』
『え?』
『せめて名称を肩たたき券とかに変えてみたらどうだろう?』
『それじゃ、肩たたき限定になっちゃうよ!』
『別に俺はそれで構わない』
『……佐助くん、肩凝ってるの?』
『凝ってはいないけど』
『じゃあ駄目。やっぱり何でも券。』
『……それは駄目。本当に駄目』
『どうして?』
『それは……』
困ったような顔で上目遣いに見つめてくるに、佐助はグラリと目眩を感じる。
『さん、今の顔は反則だと思う。』
『え??……どうして反則なの?』
『破壊力が凄い』
『??』