イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第22章 譲れない想い〈家康END〉
湯飲みの水が終わった頃には、の躰は甘い痺れと熱に支配されていた。
家康がの手から奪った湯飲みをコトリと置いて、その手が着物の帯へと伸びていく。
「……どうして、こんなこと……」
「鈍すぎ。……分からないなら、もっと教えてあげる」
「やっ……あ」
「……静かにしないと、誰か来るかも」
「……っ!」
帯をしゅるしゅると解かれて、あっという間に着物を開けさせられる。
そして、の躰の曲線を、家康の指先が丁寧になぞっていく。
「あっ……ん」
ゾクゾクとした快感に、躰を震わせると、家康が熱っぽい瞳をして、の耳を甘く食んだ。
軽く歯を立てられ、濡れた舌先に舐められると、それだけでどうにかなってしまいそうだった。
「耳、弱いんだね。……そんなにビクビク反応して」
「…だ、め……っ」
「確かに駄目だよ。……本当は……こんな筈じゃなかったんだから」
「ひあ……!」
家康はそう言いながらも、から離れようとせず、弄る手を止めない。
家康の手が、背中から腰、腰から太股へと下りて、そこから股の間に滑り込んでいく。