第12章 消せない熱 続編 第六幕〈徳川家康〉

すぐに達してしまい、躰を大きくしならせるが、家康は行為を止めてくれなかった。
ビクンビクンと躰を震わせながら、は何度も何度も絶頂を迎えて、頭の中はもう真っ白だった。


の悲鳴に近い嬌声を聞きつつ、家康も自らの限界に身を任せて、ドクッと欲望を吐き出すが……


「ぅ……～～っ！！まだ……終わらせない。愛してる、……っ！」


家康は快楽に顔を歪ませつつ、苦しげに愛を囁く。
まだ終わらせないという言葉通り、家康の欲望は何度でも大きくなって、その度には快楽へ溺れていった。

もう壊れてしまうと思った。

ローターのスイッチが最強にされて、また何度か達した後、家康はローターを放って、今度は指で優しく蕾に触れていく。
円を描くように、蜜を絡ませた指でヌルヌル弄られ、蜜壺の奥深く、最も気持ちイイ所を容赦なく突かれ続けて、目の前がチカチカした。


「も、無理……っ……」

「……だめ。今夜は、寝かさない…っ」

「あっ♡あっ♡～～～～っ♡♡♡」


の意識が飛んでも、家康は腰を動かして快楽を与え続けた。
やがて絶頂近くになると、は意識を取り戻し、その身をビクビクと震わせて、また意識を失う。

それを朝まで繰り返し、家康は本当に寝かさなかった。