イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第10章 消せない熱 続編 第四幕〈徳川家康〉
家康自身も、かなり我慢していたが、もともと高い忍耐力と自制心を持っている為、何とかなっていた。
の気持ち良い所をわざと執拗に舐め弄り、愛しい声に、ビクリとしなる躰に、家康の思考全てが支配されていく。
(……でいっぱいになってるのは、俺の方かも。の全部を、俺のものにしたい。)
今日も、家康は最後までしなかった。途中で達してしまったに、恒例となってきてしまっている甘いお仕置きをして。
がぐったりと疲れ果てて眠ってしまった後、家康は上着を羽織り、渡された合鍵を持ってアパートを出た。
………………
…………
(……一日中と一緒に居たら、延々焦らしちゃいそうだし。昨日、声かけてきた奴に会ってみるか…)
家康はが寝ている間に、昼夜問わず、度々こうして外へ出掛けていた。
理由は簡単。稼ぎ口を探す為だ。
は何も言っていなかったが、ここ数日仕事を探しているのだと、家康は薄々感づいていた。