第2章 初仕事~海岸の殺人~
茜side
最初の事情聴取は、被害者の職場の先輩の梶谷真さん。
乱歩「朝の5時半ごろ、ジョギングしている君を見た人がいる。ジョギングが趣味なの?」
梶谷「ああ。毎日この辺を走ってる。それがどうした?」
乱歩「いや、聞いてみただけさ。」
梶谷「けっ…。言っとくが、俺じゃねぇからな。第一、俺には動機がねぇ。」
乱歩「へぇ。じゃあ、小嶋さんには動機がある、と?」
梶谷「ああ。あの女_小嶋は、3か月前に失恋したんだ。カオルさんのせいでな!」
茜「…どういうこと?」
梶谷「小嶋はうちの会社の広部っていう男に惚れてたんだ。でも、広部はカオルさんを好きになって、広部からの告白で2人は恋人同士になっちまったのさ。」
茜「それで…カオルさんを殺したと?」
梶谷「そうさ。しっかし、女っつーのは恐ろしいもんだよなぁ。好きな男奪われたくれーでナイフで刺し殺して海に流すなんてな。」
乱歩「ふうん、そうか。分かった。刑事く~ん。こいつの事情聴取はもう終わりでいいよぉ。小嶋さん連れてきて。」
箕浦「諒解した。梶谷!立て!」
梶谷「へいへい…。」