第4章 眠っていた記憶
乱歩side
鳴った電話を、国木田が取る。
国木田「はい。こちら武装探偵社です。今探偵社は職務を凍結中で… …牧原?!お前、無事なのか?!」
矢っ張り、牧原からか。
茜「国木田…さん…。」
国木田「無事で何よりだ。今敦たちを助けに向かわせ__」
茜「探偵社には__戻りません」
国木田「…?」
茜「私、抜けていた記憶があったんです。ポートマフィアにいた時の記憶が。」
国木田「それが戻ったから帰ってこない?」
茜「中也やボスは、私を待っていてくれた…マフィア時代に、殺しも沢山した。助けには来ないでください。いくら探偵社でも、マフィアに勝つのは不可能に近い。今まで…お世話になりました。」
国木田「な!!おい、何を勝手に___」
乱歩「…国木田。代われ。」
国木田は一瞬驚いた顔をして、乱歩に受話器を渡した。