第6章 チョコより甘い物*花巻貴大
「はぁー」
「.....」
朝はマジで危なかった襲うとこだった.....
起きて目の前に葉月がいて
そんで始めて葉月からキスされた
夢かもって思わず押し倒したら
キョトンとした顔で見上げられ....
「はぁぁー」
「まっつんどうしたの~?
さっきからため息ばっかだね」
「べつに...はぁぁぁー」
「.....」
そう、このため息は主は俺じゃない
朝からずっとこの調子の松川
『松川ー!?チーズ抜きのハンバーグでもいい?』
「おう!今度チーズinハンバーグ作ってくれよな」
『機会があったらね』
明日の弁当の材料を買いに店に買い物に来ている
俺は荷物がかりとして着いてきたが
"及川さんも行く♡"といいお付け役で
岩泉が着いてきて"俺だけに面倒押し付けるな!?"
と松川も一緒に連れてきた
「ねえねえ、葉月ちゃん
及川さん肉巻きおにぎり食べたいな♡」
『あーハイハイわかったよ』
「俺は塩唐揚げ食いてぇ」
お前らなに勝手に好きなこと言ってんだよ
飯作るのに時間かかるんだぞ?
葉月を何時に起こすきだ
『貴大はなに食べたい?』
食べたいものか....
『貴大?』
「葉月が食べたい」
「「「はあ?!」」」
ん?俺今なにか言ったか?
「もうマッキーそういうのは
二人っきりの時に言いなよ~」
「は?」
『貴大のバカー!!?』
真っ赤な顔で怒鳴られ
カートを押して走っていった
「キスマークまで付けといて
まさかまだ食べてないの?」
「うるせぇーよ!?」
ホワイトデーはもうすぐだ
それまで我慢してんだよ!