第14章 大型台風・・・・・上陸!
陽斗side
携帯を受け取った俺はメールを読ませてもらった
“今日も君は可愛かったね。今度二人で遊園地に行こうか”
“相変わらず君は照れ屋なんだね。俺に直接返事を返すのも恥ずかしいのか?大丈夫だよ。俺が君からの連絡を無視するわけないだろう?”
“新しく出来たカフェでは美味しいラテがあるそうだよ。是非一緒に行かないか?”
その後同じような内容が続くメールにうんざりした俺は
「るぅ、もうお腹いっぱいだ。返す。」
「フフフw私も見たくないから見ないようにしてるのw」
「もう番号もアドレスも買い替えてしまえばいい。そんな男連絡取らなくていいから・・・」
この時はそれほど重要視していなかった
後にるぅを苦しめる出来事が起こるなんて
思ってもいなかったから
「優季は近いうちにどうにかするって言ってたけどどうするんだ?あいつはw」
「さぁ、お姉ちゃんの事だから、あんまり気にしてないw」
「明日晴れたら・・・・・どこか出かけようか。」
「うん。行きたいwどこいく?ハルさんw」
「晴れたらね・・・」
「晴れるよ!今からお願いするもん!w」
「誰に?」
「てるてる坊主♪w」
そう言って彼女は早速作り始めた
しばらくして
「出来たよ☆ハルさんほらw可愛いでしょw」
見せてくれたのは笑顔の書かれたてるてる坊主だった
「フッw晴れたらいいなそれでw」
「晴れるよ!この子は効果あるもんw」
「じゃあ、楽しみにしてるよ。」
夕食を食べた私達は少し早めに就寝した