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I cannot part with you

第35章 新しい関係への第一歩・・・・・・


優季side


結婚披露宴の途中の歓談時間に同期の佐野君に言われた


妹の瑠李を紹介して欲しいと


もちろんあたしは即答で拒否した


一瞬ハルに視線を向け彼の様子を見た


「なんて言ってるけど、あの子にはもう好きな相手がいるのよ。あたしはその相手と上手くいって欲しいって思ってるから、悪いけど佐野君の応援は出来ない。」


そう言うと佐野はそうなのかと残念そうに納得していた


ハルは・・・若干動揺してるっぽいw


早く動け!!2人ともw


するとその会話を横で聞いていた雅人が


「だめだよ!!!!瑠李ちゃんはお嫁には出さないんだから!!!!!」


「うわぁ~w雅人のシスコンww」


「ふっふっふ!甘いなw俺だけじゃないぞwうちの両親も瑠李ちゃんが可愛くて仕方ないからなw優季の事はもちろんだけど。瑠李ちゃんの事は実の娘のように可愛がりたくて仕方ないみたいだぞw」


「一緒に住んでたら大変になりそうな環境ねw」


と、あたしは苦笑いしたw


無事に披露宴が終わり、来客を見送り落ち着いた時


あたしは控え室で瑠李と話していた


「疲れた?気分はどう?」


「全然大丈夫だよw綾ちゃんもしてくれたしw早川さんもサポートしてくれてたからw」


「そう。良かったわ。綾ちゃんも今日はありがとうね。」


同じく控え室に招いていた綾ちゃんにもお礼を伝えた


「いえいえ。優季さんめっちゃ綺麗だったので、私も感動しました。」


「2人は2次会どうするの?」


「2次会あるの?」


「うん。一応会社関係の方にはお義父さんとお義母さん主催で立食会をするから、雅人とあたしはそっちに挨拶だけいって、その後2人の友人主催の2次会に顔を出すことになってるの。」


「そっか。少しだけ参加するよ。」


「じゃあ、私も瑠李と一緒に少しだけ参加して帰ります。」


「まぁ、瑠李の場合はハルがいるから安心でしょw変な男は来ないはずだからw」


「今日は、ハルさんがここのホテルの部屋とってあるんだよw」


「「はあ!?」」


あたしと綾ちゃんの突込みがかぶったw


「だから今日のドレスアップもメイクアップもホテルの方にしてもらったんだよw凄いねプロの人はw」


と、ハイテンションだったが


そんな事よりもホテルに部屋を取っていた事に驚いていた


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