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I cannot part with you

第11章 近距離と遠距離


「え?ケーキ!?w」


「そうかそうか、じゃあ仕方ないな。俺が1人で食うしか無いな。」


「食べたい食べたい食べたーーーーーーいwケーキ食べたい!!ハルさんお願いw食べたいw」


「さぁてと、今日も疲れたから風呂にでも入るか・・・」


「もーう無視しないでーーwハルさんお願いw」


そしてハルさんはそのままバスルームに向かった


私は渡されたお弁当箱をキッチンで洗い始めた


ハルさんのお風呂あがりに合わせて晩酌の用意を始めた



陽斗side


風呂から上がると食卓にはいつもの様に


晩酌の用意が出来ていた


冷えたビールとおツマミが並ばれていて


俺は直ぐにそれに手を付けた


「今日はお肉屋のおばさんが合挽ミンチをおまけしてくれたんだよ。だからハンバーグがメインw」


「と、コロッケ?」


「明日は洋風ロールキャベツだよ。」


「わかった。楽しみにしてるよ。」


「そういえば、別個にしてる卵焼きはまだ必要?」


「うん、何かハマってしまっているみたいだ。作るの面倒くさい?」


「ううん。卵焼きだけでいいのかな?って思って。ついでだからお弁当も作ってもいいんだけど?」


「うーん、いや、あんまり甘やかすと後々面倒なことになりそうだからいいw」


「わかった。そういえばハルさんって遠距離派?近距離派?」


「いきなり何が?」


「あ、恋愛の話。さっきテレビでやってたから聞いてみたくなったの。」


「ふーん。考えたこと無いけど・・・遠距離をした事ないしな。俺は結構親父と一緒で古い考え方だからな近くで支えてくれるタイプの方がうまくいくと思うけど。るぅはどう?」


「えっとぉ・・・・したことがないので分からないですw」


「遠距離を?」


「ううん。恋愛を・・・w」


俺は一瞬固まった


最近の子は結構早熟だと言われていて


18歳のるぅももちろん恋愛経験はあると思っていた


「優季が禁止してたとか?」
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