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I cannot part with you

第11章 近距離と遠距離


瑠璃side


自宅で私は彼の帰りを食事の支度を終わらせて待っていた


テレビでは恋愛の特集をしていた


{あなたは遠距離恋愛出来ますか?という質問に街頭アンケートで答えてくれたのは10代から30代の女性です。始める前は出来ると思っていたけど、実際やってみると思っていた以上に忍耐が求められる所が出てくるという意見がありました。確かに言葉だけでは可能ですが実際にやってみると思ったものと違うってゆう話が出てくるんでしょうね。かと言って、自分の時間を趣味に費やすという自分の時間を大事にされている方もいらっしゃって、実際に近すぎる距離でも上手くいかないと言われてる方もいらっしゃいました。}


{近距離だからうまくいく。遠距離だから上手くいかないなんて、実際どちらの方でも成就された方もいらっしゃるわけですから、それを全部否定する事は出来ないですもんね。}


{そうなんですよね。あとは付き合い初めてすぐに一緒に住み始めたって言う方もいらっしゃいまして、嫌なところも良いところも直ぐに見極められたと言われてました。}


コメンテーターがそんなやりとりをしていた


(私とハルさんは初対面から一緒に住み始めたから、お互いの事はわかりやすい環境なのかも・・・)


「って、何で私こんなこと考えてるの?べ・・・別に彼氏っとかってわけじゃないのに!!!!////」


自分が考えていた事に恥ずかしくなって1人で熱くなっていた



(静まれ~静まれ~w)


1人であたふたしている時だった


インターホンが鳴って彼の帰宅を知らせたのだ


エントランスの解錠をして少しの後玄関が開いた


「おかえりなさい、ハルさん。」


「あぁ、ただいま。いい子にしてたか?」


「また、子供扱いする・・・。イタズラするもん。」


「ほほぉ、どんな悪戯するんだ?」


「缶ビールの蓋を開けたまま冷蔵庫で冷やすw」


「うわっ!酷いなそれw」


「家事を握る私を子供扱いするからですよ?w」


「そうか、じゃあ、子供扱いしちゃダメなんだな?」


「そうだよ。そこまで子供じゃないもんw」


「じゃあ、せっかく買ってきたおみやげのケーキはお子様じゃないるぅには要らないね。」
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