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I cannot part with you

第11章 近距離と遠距離


夜、眠りにつく前にする日課がノートだ


ハルさんが喜んでくれたおかず


リクエストされたメニューとその理由


どんな些細な事もメモっておく


初リクエストに関しては直筆のメモ付きw


ハルさんが書く文字を初めて見た気がする


お仕事では文字を書くことよりも


パソコンで作成するほうが効率がいいんだと思うけど


やっぱり直筆のお手紙は嬉しいものだ


メールとかよりも気持ちが篭っていて


温かい気がするから


今度からはお弁当にもお手紙添えてみようかなw


やっぱり誰かのために何かをしてあげれるって



すごく嬉しいなw



自己満足かもしれないけどそうゆうがすごく好きw



書き終わったノートを閉じ


部屋の明かりを消してベットに潜り込んだ



翌朝、二人分のお弁当のおかずを考えながら・・・



朝6時にアラームが鳴り起き上がる



うーんと一度背伸びして部屋着に着替えて洗面所に向かう



顔を洗いスッキリさせた所でお弁当作りと朝食準備を開始


それが出来上がる7時頃にハルさんが起きてくる


洗面所に向かい、服を着替えてから食卓につく


私はハルさんに


「コーヒーよりも先に食事にする?」


「そうだな・・・・コーヒーは食後に切り替えようかな・・」


「わかった。これからそうするねw」


「あぁ、ありがとう。」


そして冷めたお弁当を包に入れてこっそり手紙を忍ばせる



何気なくそれを渡す


「はい、ハルさんお弁当です。」


「あぁ、ありがとう。」


「卵焼きも別に入れてます。」


「んじゃあ、そろそろ出るか・・・」


「はい、準備出来ました。」


こうして二人で家をでて戸締まり確認して


駅まで向かい、駅前で分かれる


それが私達の日常風景だ


「いってきます。」


「いってらっしゃい。」


そんなやりとりも当たり前に慣れてきた


ハルさんとどんどん仲良く慣れたらいいな


そんな風に考える自分がいたのだ
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