第10章 月と太陽
落ち着いた私はハルさんから離れた
「・・・・・・」
「映画見る?せっかく借りてきたんだし。」
「見るです・・・・」
「るぅは・・・いつになったら丁寧語が抜けるんだろうな?w」
「だって、ハルさん年上ですし・・・たまに出ちゃいますけどねw」
「じゃあ、今度から使ったら罰ゲームにしようかなw」
「え?いやですよwそんなのw」
「はい、決定。今から実行だからなw」
「ハルさん酷いですよ!!w」
「はい、1回。」
「えええー!!早速ですか!?」
「はい、2回。」
「きゃあああああ、増える~~~~~!!!!!もう喋りません!!じゃなかった喋らない!」
ハルさんはクスクスと楽しそうに笑っていた
「へぇ~、そうなんだ。じゃあそれでイイんじゃない?」
楽しそうに口元を緩めているハルさんが
私をからかってるのがわかって悔しくて
ワザとそっぽを向いた
「るぅ・・・映画見ながらコーヒーが飲みたい」
「はい。すぐに入れます。・・・・・って、あ、しまった。」
「はい3回目w」
「ハルさん酷いw」
「るぅが可愛いから弄りたくなるんだw」
「じゃあ、ハルさんの分のコーヒー入れてあげないw」
「ほほお、そういう作戦に出るのか?」
「ハルさんが意地悪なんだもん。」
「それはしょうがないな、元々だから。」
「うわぁ、酷すぎww」
そんな他愛のないやりとりをしながら
映画鑑賞を堪能したのだった