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I cannot part with you

第34章 簡単に言葉で表すと・・・・・


雅人side

優季に突然時間を欲しいと言われ


親父の依頼を受けて出張に行くと2週間連絡を断たれる事になった


大学時代からの友人である佐野を誘い


早川を帰らせてナンパしてきた女の子のグループと飲み始めた


無理矢理にでもテンションを上げないと気持ちが保て無かったんだ


そんな俺に先に仕事から帰っていた陽斗が目の前に立っていた


俺はテンション高く話しかけた


「お〜!ハルも来たのか〜!!!飲もう飲もう!今日はパーッと飲もう!!」


そういった俺に陽斗は思いっきり左頬にパンチを入れた


ガタンと大きな音を立て俺は座っていたソファーから転げ落ちた


そんな俺を見て横にいた知らない女が声を掛けてきたが


殴ってきた陽斗を睨んで叫んだ


「何するんだよ!?いきなり来て早々喧嘩売ってんのか!?」


そんな俺に陽斗は胸ぐらを掴み無理矢理立たせてトイレに連れ込まれた


「おい!!なにすんだよ!離せ!!!」


無言のまま俺に思いっきり水をかけてきた


おかげで酔いは覚めたが・・・・・


その後言われた陽斗のセリフに俺は何も言えなくなった


優季に言われた事


陽斗に言われた事


そして今の自分


何もかもがグチャグチャになった


俺はフラフラしながら自宅に戻り泥のように眠った


金曜日でよかったと思いながら


土日に何もない予定に感謝した


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