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I cannot part with you

第33章 波乱の幕開け?


雅人side


瑠李ちゃんの学校の文化祭に来ると不安が的中した


瑠李ちゃんのクラスの出し物は飲茶店


おかげで女の子は皆んなチャイナドレスだった


あぁ瑠李ちゃんが一番可愛いなw


ハルに首根っこ掴まれて優季達の所に連れてこられたが


瑠李ちゃんが店員さんやっていると軽そうな男が湧いてくる


注文を聞きに行ったテーブルの男共が瑠李ちゃんをナンパしている


なんて奴らだ!!


俺の可愛い瑠李ちゃんに!!!


怒鳴りつけてやろうと向かおうとしたら優季が一言言った


「本気で瑠李に嫌われていいなら行ってもいいわよw」


「・・・・え?」


「雅人本当にいい加減にしろよ。俺はフォローする気も味方をする気もないぞ。」


俺の大好きな2人はそんな冷酷なことをいい出した


「・・・・なぜ?」


「「何が?」」


優季とハルのセリフが綺麗にハモった


ふと見ると綾ちゃんが瑠李ちゃんをナンパしている男から


助けてくれていた


さすが綾ちゃんだw


30分程すると親父とお袋が2人で回ってくるといって


どこかに消えたw


それから数分すると瑠李ちゃんが来た


んだけど!!!着替えてない!!


「何で着替えてないの!?」


「え?だってまだ当番する時間あるから。校内このままで歩いたら宣伝になるからって皆んなそうしてって言われたの。」


「ダメだよ!!そんな格好で歩いたら!!危険だよ!!」


「雅人お前・・・いい加減煩い。俺が一緒に居るから、バカは近づいてこないだろ。じゃあ行くかるぅ。」


「うん。」


そう言って俺と優季を置いてハルと瑠李ちゃんは去っていった


「え?何で俺たち置いて行かれたの?一緒に行かないの??」


「雅人・・・・あんたは一体誰と結婚するの?」


「ん?優季だよ?何でそんなこと聞くの?」


突然の質問に俺は当たり前の答えを返したが


「あんたとの結婚考え直したくなった。」


そう一言言って優季は席を立った


「え?なんで??なんで??」


「好きなだけ瑠李を追いかけていればいいわ。私は知らない。瑠李に嫌われてもハルがさっき言ったようにフォローも味方もしないから。」


それだけ言うとどこかに消えてしまった


俺は優季の言葉がショック過ぎて


そこから動けなかった

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