第30章 嫉妬の嵐に・・・・・
お義母さんは笑顔で言った
「確かに、あの食事会の時の陽斗を見てたら、溺愛しそうねw相性も良さそうだしwそれを考えると・・・楽しくなりそうねw」
「今日瑠李からその話を聞けたらと思ってます。あの子恋愛に関して鈍いのでwハルが初恋ですよw」
「まぁまぁ♪優季!!その話私も聞きたいわw」
嬉しそうに話すお義母さんはまるで初々しい女の子のようでw
「また報告しますよwただし、まだ雅人にもお義父さんにも内緒にしてくださいねw雅人はめんどくさそうなのでw」
「もちろんよ☆今からワクワクするわw」
そんなガールズトークをしてから
私は瑠李との待ち合わせのカフェに向かった
「お姉ちゃん、おはようw」
「お待たせ、瑠李ちゃん。」
「全然待ってないよ。さっき来たところだしw」
「そう良かったわw朝から雅人が拗ねてたのよw」
「え?雅人さん何かあったの?」
「瑠李と一緒にお出かけしたいらしいわよwまぁ、お義母さんもお義父さんも言ってたけどw」
「え?何を??」
「瑠李とお出かけしたいんだってwまぁ娘みたいに思ってるみたいよ。」
「え?それってまたあの話出ないよね?」
「あの話?あぁ・・・養女の話?」
「うん。あの話はヤダ。ハルさんと一緒にいるんだもん。」
泣きそうな顔で必死になる瑠李を見て私は聞いた
「ねぇ、瑠李。一緒に住めって言っといて何なんだけどさ、なんでそこまでハルに執着してるの?」
「!!!!」
瑠李は目を見開き固まったが少しして話はじめた
「前に・・お姉ちゃんに話したよね?胸が苦しくなったり、あったかくなったりするって。お姉ちゃんが素直になって大事にしなさいって言ってくれた事。」
「えぇ、言ったわ。」
「それが・・・相手は・・・ハルさんなの。」
「瑠李が好きな相手って事ね?」
「うん。私はハルさんが大好きなの。だからこれからも一緒にいたいし、離れたくないの。」
「そっか・・・・・。」
瑠李のはっきりした宣言に私は安心した
ハルなら瑠李の事きっと大事にしてくれるから
「早川さんが、お姉ちゃんは気が付いていると思いますって言ってたけど・・・?」
瑠李が恐る恐る聞いてきた
「フフフwさすが九条家の秘書ねwちゃんと見てるわw」