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I cannot part with you

第26章 欲しいもの・・・・・


「ハルさん、今日はお出かけの用事はないの?」


「あぁ、特にないよ。るぅは?」


「食材のまとめ買いくらいかな?」


「そうか。じゃあショッピングモールでも買い物行くか?」


「オレも行くぞー!」


「うん。那智君も一緒に行こうねw」


「やったぁ☆」


そうして朝食を食べ終えた俺達は車に乗り込み


ショッピングモールに向かった


「お姉ちゃん!手つないで!!」


「うん。いいよw」


「はい!陽斗もつないで!」


「やだw俺はお姉ちゃんと繋ぐw」


「ダメェ~!!お姉ちゃんはオレとつなぐの!!」


「ハルさん・・・ワザと言ってるでしょww」


「バレたかw」


俺とるぅは那智を挟んで3人で手を繋いだ


「パパとママみたいだね。陽斗とお姉ちゃん。」


「ママはこんなにお姉ちゃんみたいに優しくないだろう?w」


「酷いよハルさん。」


「う~ん。今はお腹に赤ちゃんいるから・・・あんまり怒らないよ?パパ頑張ってるもんw」


「赤ちゃん産まれるんだねwいいなぁ。那智君お兄ちゃんになるんだねw」


「お姉ちゃんも赤ちゃん欲しいの?」


「え?そうだな、欲しいかもw赤ちゃん可愛いもんねw」


「陽斗は?赤ちゃん欲しい?」


「那智みたいな可愛くない奴は要らないw」


「もう!!那智はかっこいいんだもん!!!!!」


「お姉ちゃんは赤ちゃん欲しいなら、陽斗に作ってもらえば?」


「「はっ!?」」


あまりの突然の発言に俺もるぅも焦った


「ママがパパに赤ちゃんが欲しいって言ったら、パパが作ってやるって言ってたもん!」


「秀樹さん。マジで要らねぇこと教えてやがるなw」


「那智君。どうしてお姉ちゃんが赤ちゃん欲しいならハルさんにお願いするの?」


「だってママはパパの事大好きだもん。だからパパにお願いしたんだよ?」


「それで?」


「だって、お姉ちゃん陽斗の事大好きでしょ?昨日お風呂で言ってたもんね☆だから陽斗にお願いしたらいいんだよ?」


るぅを見ると顔を真っ赤にして俯いている


「ママはパパのお嫁さんだろ?お姉ちゃんは、俺のお嫁さんじゃないからお願いされても作ってあげられないよw」


「そっか・・。じゃあしょうがないね。」


どこに納得出来たのかわからないがまぁよしとしようかw
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