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I cannot part with you

第23章 特別な日


瑠李side


久しぶりについた湖で私とハルさんは新鮮な空気を吸っていた


「ん~~!!やっぱり気持ちいいねw」


「あぁ、そうだな。」


真夏にも関わらずこの近辺は森の中だけあって


木々の間から漏れる光は


数本の筋のライトのようだ


柔らかい光に空気も景色もキラキラして見える


「・・・・・。」


「どうしたんだ?急に無言になって。」


「・・・お弁当作りたかった・・・・。」


「まだ言ってるのか?コンビニで買っただろ?w」


「・・・・・だってぇ・・・。」


「今日は、普段場頑張ってるるぅへのご褒美だから。今日はるぅは手抜きでいいんだ。わかったか?BBQも俺がするから、るぅは何もするなよ?」


「・・・・作るの好きなのに・・・。」


「知ってる・・・けど、今日は俺がるぅのためにしてあげたかったんだ。だから甘えなさいw」


そう言ってハルさんは私の頭を撫でた


最近大人しかった私の胸がキュンとなった瞬間だったw


「じゃあ、お昼にするか?早めに食べて腹ごしらえしないとなw肉が入らないぞ?w」


そうして二人で来る途中に買ったお弁当を食べて


湖の近くでゴロゴロタイムw


「草の匂いがするw」


「夏草のいい匂いだなw」


「雨じゃなくて良かったw夜星が見えないもんw」


「やっぱりいい仕事する奴のおかげか?w」


「うん。あの子は超いい子だからねw」


二人で小一時間程昼寝の後


直ぐ側のペンションのデッキに戻り軽く掃除をして


BBQの準備をぼちぼち始めた


だけど私は


なぜか

ハンモックに座らされて揺られている・・・・・ww


「ねぇ、ハルさん。」


退屈の余り呼んだ


「なんだ?」


「お手伝い・・・「却下。何度も言わすなw」


「だって退屈なんだもんw」


「昼寝でもしとけば?w」


「さっきしたじゃんw」


このやりとりを数回繰り返していて


そろそろ本気で怒られそうなので大人しく携帯を弄るw


そして携帯のカメラを向けてハルさんを盗撮ww


数十枚、撮影した所でカメラ越しにハルさんが近づいて来た


「こら、いいかげんにしろw撮り過ぎだw」


「えへへw売れるかと思ってw」


「売れるか!?wるぅからもお金取るぞ?w」


そんな勿体無い事するわけないw
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