• テキストサイズ

I cannot part with you

第22章 大きなあなたと小さな私


瑠李side


朝から二人で仲良く二日酔いで


頭を抱えたハルさんと


顔色が悪い雅人さん・・・。


「お仕事、大丈夫?」


「「なんとかね・・・。」」


綺麗にハモったw


「そういえば、るぅ、携帯はどうしたんだ?」


「壊れたままになってるから、部屋に置きっぱにしてるw」


「今度の休みに買いに行くか?」


「え?でもお姉ちゃんの名義だから、何も出来ないもん。」


「じゃあ、俺の名義で・・・「却下!」


嬉しそうな雅人さんの言葉をハルさんが凄い勢いで遮ったw


「何でだよ~!ハル~。」


「お前も優季と一緒で海外に行ったりするだろうが!何か有った時に何も出来なくて困るのは俺とるぅだ。」


「うん。ハルさんの言うとおりだw」


「因みに言うと、るぅは未成年だから自分では出来ないだろ?だから俺の名義で契約する。」


「え?ハルさんの名義で?いいの?」


「あぁ、構わないよ。」


「毎月ちゃんとお金払うからね。」


「あぁ、優季に請求するwもしくは雅人にw」


「えぇ!!ダメだよ!!私がちゃんと払うもん!!」


「わかったwじゃあるぅに請求するよ。」


「あ、そろそろ時間だよwハルさんw」


そうしていつものように家を出て駅前に向かった


学校についた私は相変わらず好奇な目で見られているw


だけど気にならなくなったのは


味方をしてくれる綾ちゃん


可愛がってくれる?雅人さん


そして好きだって気がついたハルさんが


いてくれるからなんだろうなw







だけど










ハルさんへの気持ちを












隠している私にとっては












三嶋君の件は











まだ終わっていなかったんだ








確実に私を











闇に引きずり下ろそうとしていた








/ 380ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp