第21章 守りたい
「ですから、それくらいの金額明日には振り込みますから大丈夫ですわよ。」
「三嶋社長。だそうですよw」
「お前はどうしようもないバカだな!!ここまでバカだと思わなかったよ!!!」
「まぁ!あなた。どういう意味ですの!?なぜそこまでバカバカって連呼されないといけないのですか!!??」
「申し訳ございません。校長先生。今日の妻と息子の話は無かった事にしてください。九条様、申し訳ございません!!今後このような事がないように・・」
「結構ですよ。うちは彼女を転校させるので、二度と関わることは無くなるでしょうから。契約の話も無かった事にしますから。大変ですね。頭の弱い奥様と息子さんの尻拭いばかりでw」
「誠に申し訳ございません。」
「まぁ、あなたここまで言われて悔しくないんですか!!??」
「お前は黙っていなさい!!」
「父さん。母さんは俺の成績の事とかを心配してくれて言ってくれたんだ。だから・・・。」
「剛志!!!お前もいい加減にしなさい!!!毎回毎回問題ばかり起こしやがって!!もう金輪際俺は何もしない!」
「父さん・・・。」
「あなた・・・・。」
「じゃあ俺達はこれで失礼しますよ?もういいでしょ?瑠李の転校手続きお願いしますね。」
「ま・・待ってください!!九条さん!」
「もう用はないでしょ?じゃあ瑠李は連れて帰りますから。玉城、もういいぞ。」
「瑠李。こんな学校通わなくていい。違う学校に行けばいい。こんなバカの言いなりになる学校なんて通う価値もない!」
突然塞がれていた耳を外され、周りの状況が見えないるぅは
きょとんとしていた
「俺の名前が出ても気が付かれないなんて・・俺もまだまだ顔が知られてないんですねwねぇ、三嶋社長。早川。後は頼んだぞ。」
「畏まりました。」
校長室を出て行く雅人を校長と担任が追いかけた
その場には俺とるぅ
そして三嶋一家が残された
「もうおしまいだ・・・・・。間違いなく会社は潰れる・・・。」
「何言ってるの!?そんなことないわよ!!これから頑張れば・・。」
「お前と剛志が原因だ!本当に救いようのない馬鹿だな!」
「三嶋社長・・いつまでも気が付かれないと思われるので、きちんと教えてあげたほうがいいと思いますよ?」