第5章 好きと嫌いと思い出は・・・・・

(よし、出来た！このアイロン出来立ての洗濯物好き・・・ｗ)



「そんなに、Ｙシャツ好きなの？」




「あ・・・・////」




「やめてね・・俺のＹシャツで変なことするのｗ」





「へ・・・変なことってなんですか！？」





「どんなことだろうねｗ」




真っ赤になって照れている私をからかって楽しんでいる





ハルさんが大人で・・・・・悔しかった・・・




黙ったまま考え込んでいた私にハルさんは



「ん？・・・どした？」




「私も・・・・・大人になれば・・・苦手じゃなくなるのかな・・・・・」




「・・・・どんな事でも・・・大人になったからって苦手じゃなくなるとは限らないよ・・・大人になってから苦手になる人もいるし・・・・段々苦手じゃなくなる人もいる・・・・無理せず徐々にでいいんじゃないか？」




「でも・・・・早く苦手じゃなくならないと・・・・」





「るぅに何があって苦手なものが出来たか知らないけど・・・・・無理矢理しても余計に苦手なままだと思うよ？」





「私が心配ばかりかけると・・・周りが迷惑になるから・・・・」





「じゃあ、もし・・・るぅの周りの人が今のるぅと同じ立場だったら、るぅは迷惑だと思う？」





「・・・・・・思わない」





「それが今るぅの周りにいる人間の考えでしょ・・・・迷惑だと思う人間なら関係を続けないから。自然と離れていくものだよ・・・」





「・・・・・・すごいねハルさん！！」





「何が？」





「私、そんなふうに考えたことなかった！すごいね！」





「一応、るぅよりは経験ありますからねｗ色々とｗ」