第5章 好きと嫌いと思い出は・・・・・
「ハルさん・・・聞いていいですか?」
「何を?」
「嫌いなものと好きなものです、今後の食事の参考にしたいので・・・・」
「特にない・・・・・・」
「コレが好き!っていうのもないんですか?」
「あんまりこだわってない気がするかな・・・・るぅはあるのか?」
「見た目がグロテスクなものは苦手ですね・・・・」
「例えば?」
「生レバーとか・・・・うにとか蟹ミソもだめです・・・」
「へぇ~・・・・・美味しいもんなのにもったいない」
「カニは好きなんで食べるんですけど、いつも身のとこだけ食べてミソは家族にあげてましたw」
「じゃあるぅとカニ食えばミソばっかり食えるんだな・・・良い事聞いたw」
「蟹ミソしか買わないとかやめてくださいねw」
「なんでバレたんだ?w」
「もうっw酷いですよハルさん!」
そんな会話をしながらハルさんは
用意したランチを綺麗に食べてくれた
(そろそろ洗濯物が乾く頃だな・・取り込んじゃおう)
「あれ?Yシャツとかも洗ってくれたの?クリーニングでいいのに・・」
「ダメですよ!もったいない!!他にも洗濯する者物もあるんでついでなので大丈夫です。」
取り込んだ洗濯物をリビングで畳み
ハルさんのYシャツやハンカチ等にアイロンがけを始めた
その横ではハルさんがソファーに座ってテレビを見ていた