第4章 二人っきりの歓迎会
「そか、まぁ一緒に住むのに無理だったら大変だからな。良かったかもな。」
「あ・・あの質問していいですか?」
「何を?」
「家事とか苦手なのに、どうしてお部屋は綺麗なんですか?」
「あぁ、週一回ハウスクリーニング頼んでたから。掃除洗濯全部w」
「なるほど・・・そうなんですね。」
「基本的には家に会社の連中来ないけど・・・たまに上司とかと成り行きで飲み会することがあるから、それだけは勘弁してくれな。」
「はい。大丈夫です。」
「じゃあ、改めてよろしくな、るぅ。」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。ハルさん。」
そうしてささやかな歓迎会の連休初日は過ぎたのだった。