第4章 二人っきりの歓迎会
「どうもありがとうございましたー!」
そう元気よく配達の方が帰って行った
「では、早速!」
私は気合を入れて晩御飯の支度に取り掛かった
2時間後のテーブルには
サラダや煮物と炒めたものが数品並んだ
「お!ウマそだな!」
「どうぞ、召し上がってください。」
「ん、じゃあ今日は歓迎会だな。頂きます。」
「え?歓迎会ですか?」
「そそ。るぅがうちに住み始めたからな。お、うまい!」
「本当ですか!?良かった。味付けが心配だったんですけど大丈夫ですか?」
「あぁ、実家が薄味だったからちょうどいいかも」
「ありがとうございます。」
「もしかしてさ・・・優季のためにお弁当とかも作ってた?」
「自分の分を作るついでだったので、毎日じゃないですけど、作ってましたよ。どうしてですか?」
「たまに弁当持参してた優季が・・・・・すっげぇ自慢してたから。私にだってこれくらいの女子力はあるのよ?あんたと一緒にしないで!って言われた。」
「フフフwお姉ちゃんらしいですね。」
「だから俺が・・・仕事ができるより家事が出来る女の方が俺は尊敬できるって言ったら、あいつは別にあんたに尊敬されようと思ってないからって言いやがった。」
「私にも良く言ってましたよ。私はお姉ちゃんみたいに仕事をバリバリこなすのは出来ないと思うからすごいと思うよって言ったらお姉ちゃんが私はあんたが家事をこなせるのがすごいと思うってだから私達は二人で一つだってw」
「あいつ・・・・るぅのこと結婚しても連れて行くつもりだな・・」
「それは言われました。結婚しても一緒に住みたいって。でも私がお邪魔になっちゃうので無理ですって断りました。」
「まぁ、優季が出来なくても雅人が出来るから大丈夫だろう・・・そう言えばるぅって人見知りするって優季が言ってたけど、俺にはしないの?結構喋ってるよな?」
「えっと・・・・ハルさんは・・・なんとなく安心します・・・・・お姉ちゃんの友達ってゆうのもありますけど・・・ハルさんの雰囲気ってゆうかオーラ?的なものが私の嫌いな感じではないので・・・・」