第18章 初恋・・・・・・・芽生えた気持ち
その日の夜いつものように
お姉ちゃんと雅人さんがハルさんの家に帰宅した
「お前らはいつまでここに帰ってくるんだ?」
「え?ここ以外に帰る家は無いわよ?」
「雅人の住んでたマンションがあるだろ?それに実家だってあるじゃねぇか」
「結婚したら、実家に住むし、マンションは契約切ったものw」
「だったらホテルにでも泊まれ!」
「俺らが居ないとハルも寂しいだろ?」
「いや、るぅがいれば十分だ。」
「またまたwそんなこと言ってw照れなくていいんだぞ?w」
「・・・・・・・」
「ハルさん、ご飯出来たよw食べようw」
きっとこのやりとりはずっと続くだろうと判断した私は
会話を終わらせるように声をかけた
「明日は大丈夫か?」
「・・うん。何日も休めないし・・・。」
四人で食卓を囲んでいた時だった
「ねぇ、瑠李。」
「なぁに?お姉ちゃん。」
「今日一緒に寝ない?」
「え?うん。いいけど。」
急に姉が言い出した事が謎だったけど
特に気にせず答えた
いつもの就寝時間になり二人でベットに入った
電気を消した部屋で顔は見えないけど
何となくお姉ちゃんが話があるように見えた
「瑠李、あんたさ最近気になる事あるんじゃないの?」
「え?気になる事?」
「うん。あるんじゃないの?」
「うーん・・・・。梅雨時期に入って食べ物が傷まないか心配かな・・・。お弁当も持っていってるし。」
「あぁ、そうね・・・・・って、そうじゃなくて!!!!」
「え?他になにかあるの?」