第15章 姉と妹
瑠李side
授業中になんとなくお好み焼きが食べたくなったw
だからハルさんにメールしたw
返信のメールには
“ビールが進みそうだな(笑)それとさっき優季が言ってたけど、台風2号が今日は上陸するそうだ。多分、今夜も家に来ると思う”
台風2号って事は・・・・雅人さんかな?w
じゃあ、今日も多めに材料買って帰らなきゃ・・・
授業が終わって帰り支度をしていると
担任が声を掛けてきた
「大野。この前の進路表だけど・・・変わらないか?」
「はい。」
「元々成績はいいんだから、進学とかしてもう少し伸ばしてもいいと思うんだが?」
「いえ、これ以上学費を払ってもらうのは嫌なので・・・・。もし行くとしても自分で用意してから行くか、働きながら行くことを考えてます。なので、自分で決めたことなので、変更はありません。」
「そうか・・・わかったよ。お姉さんも知ってるんだよな?」
「はい。それも話してます。なので問題ありません。」
そして私は学校を出てスーパーに向かった。
いつものように帰り道にお肉屋に寄る
「あら、るぅちゃん、今日は何するの?」
「お好み焼きにするので、お肉をくださいwいつもより多めにw」
「あら、またお客様かい?」
「はい。今日は二人来るんですw」
「そりゃ頑張らないとねwはい、おまたせ。」
「ありがとうございますw」
買い物を済ませた私は自宅へと急ぎ準備に取り掛かった
「あ、ビール多めにしておかないと、また飲むよねw」
そしてすっかり準備が整った私は、テレビを見ていた
そこへいつものメールの着信が鳴った
“今から帰るよ。”
お風呂に入るだろうから・・・帰ってきてからでいいかw
20分後3人で帰宅した
「るぅ、ただいま。」
「ただいま、瑠李。お腹すいたわw」
「ただいま、瑠李ちゃん。」
「おかえりなさい。ハルさん。」
「何でハルだけなの!?」
「日頃の行いだな・・。」
「雅人~~!!!ハルがムカつく~~~~~!!!!」
「まぁまぁw」