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I cannot part with you

第15章 姉と妹


「いや、普段のお前ならるぅの事お構いなしに決めそうだからな。」


「まだ、わからないから。どうなるか・・。まだ両家の顔合わせしてないし・・。そうなったら急に言われるよりも、前もって言っておいた方が心の準備できるかなって思ったの。」


「顔合わせって、いつするんだ?」


「今週の土曜日・・。」


「また急だな。お、そろそろ出ないと遅刻だぞ。」


「おし!丁度化粧もできたし行こうかw」


「神技だなwお前w」


「あたしに隙はないわよwあんたには負ける気がしないものw」


「好きにしてくれ。俺はお前と競うつもりはない。」


「何故かわからないけど・・・ハルといると競争心を掻き立てられるのよw」


「俺の彼女がお前じゃなくてよかったと本気で思うよw」


そんな話をしながら会社についた俺達は各部署に向かった


「あ、ハル。あんたランチどこいくの?今日雅人帰ってくるって言ってたからランチは一緒にできるんじゃないかしらw」


「いや、俺は・・・弁当があるから。」


「はっ!!あんた今日も作ってもらったの!?」


「毎日だが?」


「最低だわ!なんであんたのために!!」


「今日はお前の分もあるぞ。作ってくれてた。」


「ほんとにあの子はいい子だわ!愛しくてしょうがない!w」


「姉バカ・・・。今日はちゃんと話し合いしろよ?」


「そのつもりよ。じゃあランチタイムに屋上に行くわね。」


「あぁ。わかった。後でな。」


部署についてすぐに仕事にとりかかった


「おーい、玉城!例の三嶋さんの件どうなってるんだ?」


「今月は、とりあえずお試しで様子を見てます。正式にするとしたら来月ですね。社長も海外にいってるそうなので。」


「そうか。じゃあとりあえずは落ち着くな。新規事業者のアポが入ってるそうだが?」


「それも既にリストアップしてアポのリストも出来てます。」


「そうか、さすがだな。」


「いえ、まだまだです。」


ふと見ると携帯にメールが来ていた


“ふと思いついたので、今日は・・・・モダン焼き☆”


可愛い絵文字といつもの署名入り


(モダン焼きか・・・・・ビールが更に美味しくなる・・・)


そしてランチタイム・・・・・
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