第14章 大型台風・・・・・上陸!
お店でおススメのディナーコースを注文した
「食後の飲み物は何にしますか?おススメは100%の果物のジュースですが?」
「ハルさんはアイスコーヒーでしょ?私はグレープフルーツジュースがいいですw」
俺の分の飲み物を注文に気が付く彼女が可愛いと思った
「畏まりました。」
順番に運ばれてくる料理にるぅはずっとご機嫌だ
「美味しいねハルさん☆」
「あぁ・・・」
デザートまでしっかり堪能した俺達は
車を自宅に向けて走らせた
静かになった助手席を見ると
安心しきった顔で眠っている彼女
自宅の駐車場に着いた俺は彼女に声をかけた
「るぅ、着いたよ。降りるよ。」
「ん~・・・どこぉ?まだ眠いよぉ・・・」
普段は言わないような甘えた声に
どうしようもない愛しさを感じた
(今まで優季に過保護だってさんざん馬鹿にしたけど・・・・・ヤバイな・・・・・)
俺はるぅを横抱きにして、マンションの中に入った
エレベーターを降りて家の前で鍵を開けようとした所で
声を掛けられた
「こんばんわ。玉城さん。」
「あ、こんばんわ。」
隣の家の奥さんだった
「あら、るぅちゃん、眠ってるの?鍵開けようか?」
「すみません。頼んでいいですか?」
「いえいえこれくらい。大したこと無いわwそれよりもどうしたのるぅちゃん。」
「・・・遊び疲れたっぽいですw」
「うふふwあの子と一緒ねwはい。どうぞw」
鍵を開けてもらった俺はお礼を言って、部屋に入った
そのまま彼女の部屋に入りベットに寝かせた
(るぅ・・軽いんだよなぁ・・・・・もっと食わさないと体力つかねぇなきっと・・)
俺は再び車に戻り残りの荷物を運んだ
彼女は予想していたのだろうか・・・・・
お弁当は全部使い捨ての容器で作られていた
「おかげで捨てるだけだ・・・w」