第14章 大型台風・・・・・上陸!
君を見てると心が穏やかになる
心が癒やされるように
疲れが取れるようだ
今まで女性に対してこんな風に感じた事がない
ましてや付き合った女に腕枕を
してあげたいと思った事もない
俺の中での彼女の・・・るぅの存在が
特別で・・・大きくなっているんだと感じた
ふと横を見ると静かに寝息を立てている彼女が
寝返りをうち俺の方に身を寄せてきた
置いてあったブランケットを彼女に掛けてあげた
少し抱きしめるように腕を回すと彼女が身動いだ
そのまま目を瞑り心地良さに微睡んだ
1時間程して、腕の中で彼女が動き目を覚ました
「うわ!ハルさんw近いよw」
「フッwるぅが抱き心地が良かったからな。」
「抱き枕じゃないよ?w」
「うーん・・・そうか、今晩から抱いて寝るのもいいな・・・よく眠れそうだ。」
「んもう!wハルさんw酷いよw」
「ハハッwさぁそろそろ行こうか?」
「うん。わかったw」
帰り道・・・・・途中で以前にも寄った事のある
こじんまりしたペンション風のレストラン
「え?ここに寄るの?」
「少し早いけど、ここで晩御飯にしよう。帰ってからじゃ大変だし。遅くなるからねw」
「はぁい♪」
お店に入ると営んでいる夫婦が出迎えてくれた
「いらっしゃいませ。お好きな席にどうぞ。」
俺とるぅは窓際の席に座った
窓からは夕日が差し込んで綺麗な景色が広がっていた