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songs(R18)

第8章 Dear 神田切甘裏【幸せですかの続編】






潤んだ瞳が一層俺をそそる。



中途半端に脱がした服がを色っぽく見せる。



俺を夢中にさせる。



ずっと、ずっと抱きしめたかったこの小さな身体。







この温もりが消えたあの日から、久しぶりに冬の寒さを感じた。




俺の心みたいに冷たかった布団の中。



とだったら、寒い寒いといって身体を寄せ合っていただろうなんて思っていた。




もう戻らないと、叶わないと思っていた…




だが、運命ってのは辛かった分、
それに耐えた者に幸福を与えてくれるんだって、わかった。




お前の声が聞こえた瞬間、今まで人前で流した事なかった涙が溢れた。



それから目を開いたら、変わらないお前がいた。




また、泣いてんだなって…



お前のその瞳は、いつも俺だけを映してくれていた…





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