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第8章 Dear 神田切甘裏【幸せですかの続編】






「…ユウ…?」



すると突然身体が浮いた。


「きゃっ」



神田はを抱き上げ、さっきまで自分が寝ていたシーツの上に降ろした。



「ユウ、何…?」


何となく嫌な予感がして彼を見上げる。



「抱きてぇ…今すぐ」

「えぇっ!?」



そうも言っている間に組み敷かれる。



「あっ、ユウ私…お腹に…」


「いるんだろ…?赤ん坊が」


神田は動きを止め、の腹を撫でた。



「俺との子供…」







愛の、結晶…





「うん…だから、ね?」


「負担かけねぇように、優しくする」




(やっぱり…)




そう言うと思った。

けれど、嫌ではなかった。



むしろ、自分が求めていた。



彼を、彼の愛を。





ああ、やっぱり彼でなくちゃ、ダメなんだ…








「いいか?」

「……うん」

















ーーー・・・






「あっ…は…っ」

「…前より胸、でかくなったか?」

「やぅっ…そんな、知らないっ」


神田の大きな手はの乳房を捕らえてもみしだく。



ここが病室という事もあり、いつ誰がこの部屋を訪れるかわからない緊張感に、は襲われる。


「…声、聞かせろ…」

「ふぁ…ん…ぁ…」



自分の口元を必死で抑えていた小さな手を退かすと、甘い声が溢れ出る。




「ユウ…ぁっ…」






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