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songs(R18)

第5章 キセキ アレン甘裏 【fatedの続編】





「でも、好き過ぎていつか壊してしまいそうで…もあれから忙しいし、こんな僕を知ったら見放されるんじゃないかなって思って…」


は突然アレンに抱き着いた。



「なっ?」


バランスを崩し掛けたが、しっかりと小さな身体を受け止めて震えた肩を抱いた。


「っ、じゃあ、嫌いになったんじゃ…」



震える唇から出た言葉に、アレンは微笑み、の頭にキスを落とす。



「こんなに愛しいのに、嫌いになんてなれません…」



いや、愛しいじゃ足りない…

もっともっと…この気持ちは大きい。


こんなに好きなのに、気持ちが大き過ぎて言葉にできない…





「愛してます、…」

「私も…」



の目尻の涙を拭うと、二人は久しぶりのキスを交わした。



重ねた唇から、お互いの気持ちが伝わってきそうな、深いキス。






「んっ…ふ…」




近くの大木まで追いやられ、背に幹の感触がした。






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