第4章 fated アレン切裏
「好きだ…」
「あっ…!」
ワンピースをたくし上げ、現れた白い乳房に手を添えた。
思った以上に柔らかいそれを、アレンはゆっくり揉みしだく。
「ん…ん…ん…ァ…」
キュッと恥ずかしそうにアレンの服を掴む。
「…」
アレンは、の胸の小さな突起に吸い付く。
「ぁっん…」
か細い声が彼女から漏れ、アレンはその小さな粒を舌で転がす。
「あっ…ん…やっ…ぁ」
左手でもう片方の乳首も指で攻め立てると、の口からは絶え間無く、甘い声が漏れた。
「…可愛い…」
酔ったようにそこばかり弄るアレンに、は濡れた瞳で訴えた。
「ぁ…もう、胸ばっか…り…」
耐えられない、というように別の刺激を求める。
もう彼女は真っ赤に顔を染めて、手を、あらわになった下着の上に添えていた。
「クス…は我慢できないんですね…」
「そんな事…言わないでぇ」
まるで子猫のように求めて来る姿に、アレンは喜びをあらわにする。
の手を退けて、布越しに秘部に触れる。
そしてゆっくりと指を滑らせる。
「ん…んゃ…あ…」
曲部を幾度なく移動し、じれったい快感を与えられるは、無意識に自ら腰をくねらし始めた。
「腰が揺れてますよ…
まったく…、はやらしいんですね…」
自分の本心であるS心が表に出てを責める。
「やっ…言わな…っああ!」
アレンの指がの下着の中に入る。
「い…あ…アレ…ンッ」
恥じらうように顔を赤く染めてアレンの手を掴む。
「…可愛い…」
“、っ可愛いよ”
あの男(ひと)も、同じ事を言ってた…
アレンと、亡き恋人だった男が重なって見えた。
彼は、私に泉の在りかを見つけさせる為に近づいた…
偽りだった好意
偽りだった“愛してる”という呪文…
全てが、偽りだった…