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songs(R18)

第4章 fated アレン切裏






「好きだ」



言葉じゃ言い表せないくらい、こんなにも貴方を愛しく想える。



アレンはゆっくりとの唇を奪った。

触れるだけのキスに、アレンは愛しさを感じた。

突然の行為に、目を見開くを優しく抱きしめる。

すると、強張っていた肩の力がゆっくり抜けていった。



唇を離すとアレンは微かに頬を赤らめたを見つめた。




「貴方が抱く哀しみを、僕が全部受け止めるから…」




その真っ直ぐな眼差しに嘘はないと、はアレンに身を任せた。














アレンは、泉の中央の岩へとを運び、自分のコートをそこに脱ぎ捨て、その上に彼女を寝かせた。


アレンはに覆い被さると、その蒼い瞳を見つめた。



それはこれからなる、少しの恐怖と不安に揺れていた。




アレンはそれを安心させるように微笑み、の手を取り、指を絡めた。





信じて…



アレンの言葉が蘇る。



信じるわ…アレン…





「ん…」



二人は再び唇を合わせた。



「ん…はっ…」

舌を絡め、互いの意志を確かめ合う。
うっすらと目を開け、の顔を盗み見る。

困惑と快楽、両方を受け取るような艶やかな表情。

アレンは、自分の中の“男”を嫌でも感じされられる衝動に駆られた。



飲み切れなくなった二人の唾液が、の口端から漏れる頃、やっとアレンは唇を離した。






荒い息を整える辛そうな表情がまたそそる。

アレンはの端の唾液を指で掬うと、自分の唇に押し当てた。
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