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songs(R18)

第31章 ep5 君の特別





「ふふふっ…貴女って、本当に純粋ね…」



純粋過ぎて気付いていないのだろうか。

自分の想いに、

彼の想いに…


(あんなに人と接する事をしなかった孤高のウルフが、絡まれていた貴女を助けたんだから、きっと…)


きっと…


「じゃあ、またね…ちゃん」

と優雅に手を振ってその場を後にしたアニタ。
は彼女の細い背中を見送った。




ーーー・・・



(綺麗な人だったな…)


ユウも、アニタみたいな美人が好みなのだろうか…


「っ…」

はハッと我に返り、急いでその場を後にした。



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