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songs(R18)

第4章 fated アレン切裏





「だから、もう決めたの。永遠の時をここで生きようと。


愛する者を手に掛けた…それを償う為に…」

「さん…」


彼女の過去を聞き、アレンは彼女を見つめる事しか出来なかった。



「美しい物を求める時の人の顔って…とても醜いの…」



その醜さに、神は目を背けたのだ。



「もういいでしょ…?この洞窟に住むのは、恋人を殺し、なおも生き続ける魔女なのよ…わかったなら出ていって!」


「貴方は魔女なんかじゃありません!」

アレンは断言した。


「なっ!」


驚いてが振り返れば、アレンは自分のすぐ後ろに立っていた。


「さん、貴方が呪いと言っているのは呪いじゃなく、イノセンスという不思議なものの力なんです」

「…え…?」

「イノセンスというものはアクマを倒す武器の源なんです。イノセンスは適合者を選び、その人だけが使いこなす事のできるもの。
貴方のイノセンスは恐らくこの泉の水。貴方は神に選ばれた神の使徒なんです!」


「私が…?」



神に選ばれた?


神に恨まれる存在の私が…?



「でも…もし私がそうだとしても…私は何をすればいいの?」



「エクソシストとして、僕らのホームに来て下さい…貴方を歓迎します」


アレンは優しく微笑んだ。


「貴方が…?」

恐る恐る顔を上げた。


「貴方を救い出します…」




ここから、

貴方自身から…



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