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songs(R18)

第24章 らいおんハート 神田切甘裏





「わかるわけないでしょ…自分の欲を吐き出す為に、ユウを好きな女の子を利用する貴方の気持ちなんか…!」

神田はを睨み付けた。

「てめぇ…目障りだ、消えろ」

何も知らない…お前を見てると、
汚い俺が晒け出されるみたいだ…

「言われなくても、これから任務よ。馬鹿!」

ガタンッと席を立ち、はすたすたと食堂を後にした。





の言う事が正しいのは自分でもわかっている。

けれど、あいつを愛しいと想うほど、このライオンのような獣の心は疼き出す。

お前をこれ以上傷つけない為に取った手段。

わかってくれとは言わない。
ただ、お前が幸せなら…







ーーー・・・



一週間後…
が帰還すると連絡が入った。

予定よりも数週間早い帰還に、神田は詳細を知っているリナリーを訪ねた。

リナリーは気難しそうに眉を寄せて、の帰還の理由について話した。


「いつかは耳にする事だから…先に言っておこうと思うの」






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