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songs(R18)

第3章 Together when... ラビ切裏





「ん…あ…?」


真夜中、ラビは目を覚ました。

いつの間にか泣き疲れて眠ってしまったのだろうか。
すると、自分の腕に留めておいたの姿が消えている事に気付いた。



「…!?」


まさか、もう!?

嫌な予感が背筋を凍り付かせた。


ラビは急いで服を着ると、寝室を飛び出した。






部屋を出てすぐに、の姿は見つかった。



が───



「久しぶり~兄弟!」
「覚醒お疲れ様でしたv ♡気分はどうですか♡?」

「平気ですよ、伯爵」


と話していたのは自分達の宿敵、千年伯爵とロードだった。



何故、といわれれば今なら説明はつく。


けれど


(もう覚醒は完了したのか?)


小槌に触れていた指先が震える。


もう、この時が来てしまったのか、と───



「っ!」



ラビの手元から小槌が滑り落ち、長い通路に乾いた音を立てた。



「おや♡」

「あ~ブックマンの」

「…ラビ…」

3人が一斉にラビを向く。
ラビは伯爵とロードに小槌を向けて言った。



「いつ…覚醒したんさ…?」
「………」



は黙ったまま答えようとはしなかった。

「俺を…騙してたのか?」
「ラビっ「教えてあげるよ~ブックマン。


はね、ノアとして目覚めてすぐに覚醒は完了したんだよ~。でもブックマンの為に殺したい衝動を抑えて2日間も一緒に過ごしたんだよ」



の言葉を遮りロードは言った。



「…本当なのか?…」




じゃああの二日間は?

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