第22章 Why 神田パロ切甘裏

「あっ…んぁ…」
「抑えなくていい。俺達だけしかいねぇんだ…目一杯鳴け」

その言葉にまたしてもは顔を赤らめる。

「なっ…ああっ」

下着をずらし、あらわになった白い胸に神田は顔を埋める。

「見かけによらず、結構あるんだな」
「ユ、ユウのスケベっ」

涙目になり、もうわけがわからなくなって来たは神田の頭を抑える事しか出来なかった。

「あっ…あ…ふぁ」

乳首に軽く爪を立てられると、横腹の辺りに電気のようなものが走る。

その周りを神田の舌がなぞるように這う。

「んんっふ…ぁあ…ん」

神田の手は腰を撫でるように伝っていき、やがて下のパジャマの中へと侵入していく。

「やっ、ま、待って！」

悲鳴のような声に、神田はを見上げる。

生理的な涙なのか、それともこれから訪れる事への恐怖からなのか、は泣いていた。

神田は小さく息をつき、早々とパジャマに掛けていた手を止め、震える少女の身体を抱き起こした。

「…」
「ごめん…ごめんね、でも……やっぱり怖い…」

しゃくり上げるの背を神田は優しく摩ってやる。

「ユ、ユウの事…すっごい好きだから、こういう事するのだって…ユウとならいいって思ってるっ 。だけど、いざって時に、胸が締め付けられるくらい苦しくなって…ユウの手が…怖くなる…」


は必死に自分に話す。

神田は話を聞き終わると、の頭に、そして唇に口付けた。