第15章 Re; デビット切甘裏【SNOW KISS続編】
「んっ…ふぁ…っ」
頭を固定され、舌を入れてくる。
空いた右手をの服をたくし上げて、背中を撫でる。
「ぁ…んふ…っ」
舌と舌が絡み合い、互いの口元を汚し合う頃、それはやっと離れた。
デビットはすぐに次の行動に移るが、の顔を覗き込んだ。
「…どうしたの…?」
「なんか、すんなり行くなぁ…」
首筋に息がかかる。
「いつもはちっとは抵抗して来んのに…、キスもからしてくる事なんか珍しいじゃん」
びくりと肩を震わせる。
「なんか…オレの注意反らそうとしてねぇか?」
何かを知られる事を、恐れるかのように…
「久しぶりで…したくなったのかもしれないね?」
渇いた笑い声と共にそう言った。
デビットはそれを鼻で笑う。
「だったら良いけどな」
「ぁっ…」
寝衣に手を掛け、現れた胸元に噛み付く。
「ぃ…っ」
付けた愛証に舌を這わす。
「この身体…オレ以外の野郎に触らせたとか…?」
心臓が跳ねる。
は沈黙を作った。