第13章 One Memory ラビ切裏
ジュッ…ジュッ…
「ぁ…ふぅっ」
次第にくわえるのが苦しくなって来たのか、喉の奥で呻く。
「っはあ…ちゃんと、くわえとけよ…」
ラビの息が荒くの青い長髪にかかる。
「く…っ」
の頭部を掴み、腰を揺らすと、彼女の歯が緩くラビ自身を刺激し、絶頂に追いやる。
「ふぅん…んっ…んっ!」
顔をしかめる。
「はっ…うっ…!」
ラビはの咥内に白濁した熱を放った。
荒い息を整え、確かな水音と共にの口から自身を引き抜く。
「飲めよ。それ全部」
有無を言わせぬ口調に、は目を伏せゴクンと喉を鳴らして熱を飲み込んだ。
「っ…けほっ…けほっ!…ぅ…」
気持ち悪いのか、苦みに顔を歪める。
そんなをただ奴隷のように見下ろすラビ。
今度はのワンピースを捲くり上げ、下着に手を掛けた。
「何…やっ!」
カサッと、いつもとは違う感触が指を伝って凍った脳に響く。
そして、一気に下着を膝まで下げた。
「へえ…これがナプキンっていうんさ?」
男だから見た事ないそれに、ラビは口端を吊り上げる。
「な、何を…」
の表情は酷く青ざめていて、最悪の未来が脳裏をかすめた。
「まさか…っ」
「そ。やっぱ口だけじゃ物足りんさ♪」
ラビは、膣中に、射れる気だ。
「…っ!」
「おっと…逃げんなさ?俺の事好きだろ?」
の細い腕を掴んで見つめる。
その射抜くような視線に耐えられなくなり、はそろそろと、強張った腕の力を抜いた。
「………」
「フフン♪いい子さね…」
口だけでは笑っているけれど、目はもう、快楽しか受け付けていなかった。
ラビは再びに覆いかぶさる。
そして、慣らしもせずに再び立ち上がる自身を血の流れる入り口に宛がう。