第11章 INNOCENT SORROW ラビ切甘裏
「まっ…ラビっんんっ」
些細な抵抗も無力に、乱暴に唇を押し当てられる。
ヌルリとした舌が入って自分の舌と絡み合う。
「んんっふ…はあっ」
ラビは自分のヘアバンドを外した。パサリと、朱色に近い赤髪が撫で下りる。
それは、身体を繋ぐ時に必ずやる事。
(ああ、本気なんだ…)
今更ながらそう思い、尚もラビを説得しようと試みる。
けれど、ラビは一切それに耳を傾けず、外したヘアバンドでの両手を戒めた。
「やっラビ、外してっ!」
「うるさい…」
すばやく団服のファスナーを下まで下ろす。
ワンピース状だったその服の下は下着呑みの何とも大胆な服装だった。
「15のくせに、エロい身体してんな」
ブラジャーのフロントホックを外す。
「やっ」
白い透き通る肌に桃色の乳首が映える。
左胸を掴みながら、ラビは首筋に顔を埋める。
「やぁあ…っ」
「は俺のさ。アレンなんかに渡さない…!」
そう言って首筋にきつく吸い付く。
「だから、そういうのじゃなっああっ!」
親指と人差し指で乳首を摘まれると、は高く鳴く。
もう片方のも口に含んで、わざと音を起てて吸い付く。
「拘束されて感じるなんて、たいした淫乱さ」
「ふぁんっ、もう、やめっ」
うっすらと涙を浮かばせるに構わず、ラビは行為を続ける。
次の段階に進むべく、下の下着も取り払う。
「いやぁっ!ラビ、やぁあっ」
「さてと、淫乱で浮気性なのココはどうなってるさ?」
泣き叫ぶの秘部に指を当てる、が・・・